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ガスヒートポンプエアコン(通称GHP)とは、冷暖房機の室外機にあるコンプレッサーをガスエンジンで駆動させ、ヒートポンプ方式で冷暖房を行うシステムです。エアコンの冷暖房は、冷媒をコンプレッサによって循環させることで行います。
これは電気ヒートポンプ(EHP)もガスヒートポンプ(GHP)も同じです。 違いは、室外ユニット内のコンプレッサを電気モーターで動かすか、ガスエンジンで動かすかという点だけですが、この違いが、GHP ならではの快適な冷暖房を実現し、数々のメリットを生み出す最大の特徴となっています。
■ヒートポンプサイクル
一般に、液体が気化すると周囲の熱を奪い、気体が凝縮して液化すると熱を発生する性質があります。この性質を利用し、冷媒をコンプレッサーで循環し機械的に気化と液化を繰り返すことによって、冷・暖房を行なうしくみを「ヒートポンプサイクル」と呼びます。
■冷房の原理
腕にアルコールをつけると、アルコールが蒸発する時にひんやりします。これはアルコールが蒸発する時に皮膚から熱を奪うからです。
■暖房の原理
沸騰したやかんの蒸気に手を近づけると、暖かく感じられます。これは高温の蒸気が低温の手に触れて、気体が液体に変わる時、手に熱を放出したためです。
※省エネ法上は、約36.9%(1kWh=9760kJ)となっております。
■GHP
ガスヒートポンプとは、圧縮機をガスエンジンで駆動し、ヒートポンプ運転によって冷暖房を行う空調システム。
■EHP
エレクトリックヒートポンプのことで、圧縮機の駆動源に電気を使用し、エアコンヒートポンプ運転によって電動機駆動式の冷暖房を行う空調システム。
ガスのほうが、電気よりCO2排出量やコスト面で優れており効率的な運用見直しが考えられます。
※400馬力試算例
※400馬力試算例
※ドラム缶200L/本
※杉の木1本あたりの年間CO2吸収量14kg
環境省 林野庁 地球温暖化防止のための緑の吸収源対策より
省エネ性にも環境性にもGHPは優れた効果を発揮します。
EHPで空調した場合とGHPで空調した場合を比較すると、GHPの契約電力削減効果は一目瞭然です。
GHPはガスエンジンでコンプレッサを駆動し、ファンや補機に電力を使うだけなので、消費電力は、電気エアコンの約1/10以下で、受変電設備の軽減にもつながります。
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