2015年12月18日
少し早いですが、おせちのお話しです。
おせち、作る派ですか? 注文する派ですか?
おせちは漢字で書くと『御節』です。漢字の通り、節句に食べる行事食です。
おせち料理は重箱に詰めて重ねますが、それは『おめでたいことが重なるように』
との縁起かつぎなのだそう。
正式には四段重ですが、地方によっては五段重だったり、
現在の生活スタイルにあわせて三段重に変化してきたりしています。
段によって詰めるお料理が決まっています。
○一の重 祝い肴 黒豆・数の子・ごまめ など
○二の重 口取り 栗きんとん・かまぼこ など
○三の重 焼き物 海の幸 など
○与の重 煮 物 山の幸 など
○五の重 空 控えの重
五の重が空なのは、現在よりさらに幸せが増える余地を用意しているますよ!という
『幸せののびしろ』用のお重なのだそうです。
三段重にする場合は、
○一の重 祝い肴・口取り
○二の重 酢の物・焼き物
○三の重 煮物
と詰め方が変わります。
一の重に入れる祝い肴には欠かせない三種の料理があります。
この三種も関東と関西では微妙に違う様で、
関東だと『数の子』・『黒豆』・『田作り』
関西だと『数の子』・『黒豆』・『たたきゴボウ』
と言われていますが、各ご家庭によっても変わってくるかと思います。
ちなみに私の実家では『田作り』が入っており、『たたきゴボウ』ではなく『酢ゴボウ』です。
詰める料理や使う素材、素材の切り方にもいろいろな意味が込められています。
それについてはまた改めて(^^)
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