2016年05月19日
先日、沖縄地方は梅雨入りしましたね。
雨の多い季節のお悩みごとといえばお洗濯。
部屋干しした洗濯物が臭う、洗濯したのにタオルが臭い、
着てしばらく時間がたつと洋服から古い雑巾のようなニオイがする、
そんな経験ありませんか?
ニオイの原因は 『モラクセラ菌』 という細菌の繁殖です。
モラクセラ菌が、衣類に残ったタンパク質や皮脂を分解した後の糞がニオイの元なのです。
このニオイが一度つくと、普通にお洗濯してもなかなか取れません。
では、ニオイがついてしまった洗濯物はどうすればよいのでしょうか?
○ 煮洗いする
水1リットルに対し、粉石けん小さじ2の割合で洗濯水を作り、
その中に洗濯物を入れて弱火で20~30分煮ます。
吹きこぼれややけどにご注意ください。
煮終わったら触れる温度になるくらいに水を入れてすすぎます。
その後普通に洗濯機にかけてもよいでしょう。
高温で洗えない繊維もありますのでご注意ください。
○ つけ置き洗いする
お湯(40~50度)に酸素系漂白剤を入れ、
30分ほど洗濯物を漬け込みます。
長時間放置すると衣類を傷めることがありますのでご注意ください。
また、高温で洗えない繊維もありますのでご注意ください。
漬け終ったら洗濯機へ移し、洗濯洗剤を投入して普通にお洗濯します。
○ 熱湯消毒
鍋やバケツ、タライに入らないような大きな衣類は、
お風呂の浴槽やシンクなど、熱湯をかけても大丈夫な場所に広げて熱湯をかけます。
高温で洗えない繊維もありますのでご注意ください。
また、やけどにはご注意ください。
その他、ニオイを防ぐ対策として、
○ 洗濯漕の洗浄を定期的に行う。
○ 洗濯が終わったらすぐに洗濯物を洗濯機から出して干す。
○ 洗濯機を洗濯かご代わりにせず、洗濯物は洗濯かごに入れる。
○ 洗濯が終わったら、洗濯機のフタを開けて中を乾燥させる。
○ 洗濯物をためるとその間菌が繁殖するので、こまめに洗濯をする。
○ 乾燥機を使う。
○ アイロンを使う。
・・・などです。
繊維によって、お湯やアイロン、漂白剤が使えないものもありますのご注意ください。
ガスが出ない、異臭がする、等、ガスに対して異常を感じた時はただちにご連絡下さい。24時間受付けております。