2012年05月30日
おはようございます。
天草エネルギーの新田です。
先日、熊本市内へ車を走らせている時に何気なく聞いていたラジオで本の紹介があっていました。
本の題名は、「極北(きょくほく)」。
村上春樹さんの翻訳物です。
あまり馴染みのないことばでしたが、何か感じるものもあり、夏の熱い日に読むと涼しくなりそうでしたので、車を停めて忘れないようにメモをしました。
昨日、本が届きました。本の帯には、こう書いてあります。
「凍死するとき、最後に感じるのは、身体が焼けつく感覚だ。心臓は最後の熱い血液を皮膚に向けて送り出すが、その一方で内蔵は既に機能を終えている。
だから肝臓が凍りかけているというのに、人は暑さのあまりシャツを脱ぎ捨てようとするのだ。 ——–本文より」
厳寒の迷宮、極限の孤絶 予断をゆさぶる圧倒的な小説世界———
あまり頻繁に小説を読む方ではないのですが、久しぶりにゆっくりと味わいながら読んでみたいと思っています。
読み終わった後に、どんな気持ちになるのか、感想はまた書く予定です。
極北
著者 マーセル・セロー
翻訳 村上春樹
出版 中央公論新社
定価 1,995円(税込)
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